2023年7月に新社長就任後、営業利益率が改善。
中期経営計画を発表し高収益体制を目指す。
また、生成AI関連の商談数が増加(2Qは1Qと比較し倍増)。
今後も成長するかが焦点となる。
事業内容はフロー型ビジネスモデルの「プロフェッショナルサービス事業」とストック型の「プロダクト事業」になる」。
プロフェッショナルサービス事業
売上高:67.4億円、営業利益:23.5億円(利益率34.8%)※2023年6月期
データ分析、システム開発を含むコンサルティングなどのデータ活用支援事業。
データサイエンティスト200名、ビジネスコンサルタント50名、エンジニア100名以上。
プロダクト事業
売上高:30.6億円、営業利益:4.4億円(利益率14.5%)※2023年6月期
自社製、他社製品の提供を通じて、顧客企業のデータ活用支援を行うSaaS事業。
月額課金によるストック型ビジネスモデル。
[総括]
ストック型のプロダクト事業の利益率が低く成長率もイマイチ。
これよりプロフェッショナルサービス事業の成長率にかかっているわけだが、
データサイエンティスト/ビジネスコンサルタント/エンジニアをいかに増やせるかが
ポイントになってくる。
1Qから2Qの従業員数は減少しており、当期は体制変更もあったことから離職率は増加傾向にあると発言があった模様。これより一旦見送りとする。
株価は好調。現在調整中となるが、50日移動平均線が近づいており、直近で2回反発を確認できていることから、チャート的にはチャンスとなる。