ELEMENTS(5246)

会社概要

生体認証・画像解析・機械学習技術を活用したオンライン本人確認サービスを展開。

eKYC国内シェアNo.1

ビックチェンジ

マイナンバーカードなどの公的認証と連携したスマホ認証の普及

新NISA開始による口座開設数の爆発的増加

2/6に発表された上記ニュースにより株価が上昇トレンドに転換。

FY24 1Q(2023年12月ー2024年2月)の決算を期待しての上昇と考えられる。

ただ、安値から3倍以上上昇しており期待が先行していることから、少なくとも営業利益は2億円は必要になると思われる。

2023年9月から12月までの4ヶ月間での個人認証回数は600万回。

12月は新NISA特需があったことから250万回とすると、3Q(9−11月)は350万回で売上高525百万円となる。

2/6に4000万回突破したため、1月は350万回はあったと推察できる。

仮に2月も12月同等の250万回あったとすると、1Q(12月ー2月)は850万回となる。

これより売上高は850➗350✖️525百万円=1,275百万円になる。

前期4Qは売上総利益約75%、販管費389百万円であった。販管費が売上高に比例するのかわからないが、億り人はそのまま適用していたので、一旦この前提で営業利益を産出すると、1275百万円✖️0.75-389百万円=567百万円になる。

もしこの数値が1Qからでたら間違いなく上方修正となり、株価は大きく上に跳ね上がると考える。

決算発表は4/12。さあどうなるか。

 

4/2 売上原価と販管費について確認してみる。

通常だと売上高の上昇に伴い、原価も販管費も上がるはずだが、原価・販管費ともに下がっているように見える。

会社から上記発表があったことから、売上総利益80%、販管費前年112%で営業利益を算出してみる。

FY24 1Q 売上高(予想)1,275百万円

    売上総利益:1,275百万円✖️0.8=1,020百万円

                販管費:FY23 1Q 461百万円✖️1.12=516百万円

                営業利益:1,020百万円-516百万円=504百万円

当初予想より若干下がったがそれでも5億円超えになるため、相当なインパクトになると考える。

 

FY24 1Q決算

期待外れの決算発表となった。なぜ予想値から乖離したのか考察する。

4/10に以下2024年3月のオンライン本人確認サービスは200万件で過去最高であったことの発表がIRからあった。これより1月の350万件や12月の250万件の予想が誤りであることがわかる。

今回の誤りの根本原因は12月の予想を250万件としたこととである。
「2023年9月から12月までの4ヶ月間での個人認証回数は600万回」ことと、「12月は新NISA特需があった」との推察によりこのような予想をしてしまった。
単純に600万件を4で割ると150万件になることから、おそらく12月特需はなかったと思われる。
2Qは3月200万件が載ってくることから4Q以上の業績を期待したいところだが予想が難しいところ。