プレイド(4165)

プレイド(4165)

FY25 9月期の業績予想を発表。PTSが1,135円(+15.23%)となっている。

前期から黒字転換しており、FY25はさらに売上高、営業利益ともに上昇する想定。

 

修正履歴を見る限り、売上高の予想は当初想定からそこまで乖離がない。
今後も前年比+20%となると、FY27の売上高は19,548百万円になる。
FY24の売上原価は3,122百万円。これは前期比だと+30%となり売上高の増加よりも高いことになる。FY23の有報によると、売上原価はサーバ利用料が1,574百万円(約66%)を占めており、これは売上高増加に比例して増えるものになる。
FY 23,24ともに売上高減価率は27-28%となることから、FY25以降も売上高の28%が原価となる想定で良いと考える。(FY25は3,801百万円)
問題なのは販管費である。FY23有報には、人員増強に伴う人件費の増加、株式報酬費用及び通信費の増加等と記載がある。

FY24の販管費は7,608百万円。前年からの増加率は約7%となるため、予想が難しいがFY25以降も7%増加で想定してみる。

FY27予想
売上高 :19,548百万円
売上原価:5,473百万円
販管費 :9,972百万円(FY25 8,170 FY26 9,320)
営業利益:4,103百万円

営業利益の成長率がかなり高いので、PER30倍が許容されるとすると、営業利益倍率は20倍。
41億円✖️20=時価総額820億円

11/12現在の時価総額は400億円のため、上値余地は約2倍となる。

上場後暴落し、2022年からステージ1で死んでいる銘柄となる。
現在は上昇傾向にあり下値も切り上がっているため、揉み合いから1,150付近をブレイクすると上昇する可能性が高いと判断する。

[2024/12/1]
モルガンスタンレーアナレポによると、営業利益予想はFY26 15.7億円、FY27 28.1億円。
これはすでに織り込んでいる株価になっていると思われるため、当予想を超えてこないと株価上昇はないと思われる。